こんにちは、クロマルです。
年末という事ですこし懺悔を。
じつは多肉植物を枯らしてしまいました。。
枯らしてしまったのはフォーカリア・荒波とクラッスラ・稚児姿です。
元気だったのにごめんね。。
今回は夏に多肉植物を枯らしてしまった原因を考察し、同じような失敗をしないために記録を残したいと思います。
要は自己反省です。
・1年以上、50鉢の植物の水やりや見た目の変化を記録中
・メルカリマガジンにて初心者の方へ向けた観葉植物の記事を執筆
・本業は自動車部品メーカー総合職
良かったことだけでなく、悪かったこともブログで発信・蓄積することで植物に興味がある人の助けになればと思っています。
詳細はプロフィールをご覧ください。
それではよろしくお願いします。
枯れるまでの見た目の変化
まずは枯れるまでの見た目の変化を振り返ってみます。
フォーカリア・荒波
フォーカリア・荒波です。
冬でも生長するこの植物が最も苦手な季節は夏です。
4月くらいまで元気に育っていたのですが、、
2022年5月
新葉がゆっくり生長していました。
2022年6月
新葉はまだゆっくり生長中です。
2022年7月
古い葉から新しい葉までバランス良く育っているように見えます。
2022年8月
若干、新葉が徒長しているように見えます。
でも全然ハリはありました。
この写真が8月4日撮影で、そこから3日ほど出張で不在になりました。
8月8日、出張から帰宅すると写真のように溶けたような見た目になっていました。
触ると全くハリがなく、ふにゃふにゃ。
多肉愛好家の間では”ジュレる”と表現したりするみたいです。
悲しすぎる。。
クラッスラ・稚児姿
クラッスラもフォーカリア同様、高温多湿な夏は苦手な季節です。
稚児姿は少し徒長させてしまっていて、日当たりや風通しなど、ちょうどいい環境をまだ探っているところでした。
2022年4月
徒長して葉と葉の間隔が空いていた稚児姿ですが、3月中にベランダに出してから新葉は徒長せず密になっていました。
2022年5月
ゆっくりですが生長してくれています。
2022年6月
新葉の展開はしていませんが、茎は伸びており、生長しているようです。
2022年7月
ここで異常が起き始めました。
根元から倒れ始めたのです。
下葉が黒く枯れてしぼんでいました。
手前の株はその後みるみる枯れていってしまいました。。
2022年8月
1つになってしまった稚児姿
それでも上部はハリがあり、堪えてくれていました。
この写真が8月4日撮影で、そこから3日ほど出張で不在になりました。
8月8日、出張から帰宅すると写真のように新葉の近くが黒くしぼんでいました。
この後みるみるしぼむように枯れていき、跡形もなくなってしまいました。。
枯れてしまった原因は高温多湿な環境
気温と湿度、水やりのタイミングを記録してきたのでグラフ化してみました。
緑の棒グラフが0になっているタイミングで水やりしている事になります。
気温と平均湿度は気象庁のHPのデータになります。
5月までは2週間に1度、6月以降は3週間に1度くらいの頻度で水やりしていました。
気温と湿度については、6月下旬から最高気温が30℃を超えるようになり、湿度も60%台後半となるようになりました。
おそらく、この子たちにとっては耐えられないレベルの高温多湿な環境だったのだと思われます。
水やりも断水するくらいでも良かったかもしれません。
対策
それでは、どのように管理すれば良かったのか、対策を考えてみます。
高温多湿な環境には置かない
まず、高温多湿な環境には置かないという事です。
冬に、寒さに弱い植物を室内へ避難させるのと同じで、夏の猛暑が苦手な多肉たちは室内へ避難させるべきだったと思います。
夏も屋外で育てるなら、遮光シートでしっかり暑さをやわらげ、サーキュレーターで風通しを良くするべきでしょう。
活力剤を使う
植物に元気がないときに使えるのが活力剤です。
肥料と活力剤は用途が違っていて、肥料は生長期により生長を促すときに使用する、いわばご馳走です。
活力剤は元気がないときに摂るサプリメントのような位置づけです。
人間も体調が悪い時にステーキのようながっつりしたものは食べたくないですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
来年こそは我が家の多肉たちがみんな揃って夏越しできるように頑張ります。
枯らしてしまったことはとても辛かったですが、この記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。
今回の記事は以上です。ありがとうございました。
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