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植物育成用LEDライト11種類を徹底比較ーおすすめのライトは用途で変わりますー

観葉植物の世界

こんにちは、クロマルです。

観葉植物の冬越し、室内に入れたは良いものの日当たりが不足しがちです。

私も冬越しで植物を徒長させてしまったことが何度もあります。

日当たりの確保に必要になってくるのが、植物育成用LEDライトですよね。

とくにアガベや塊根植物は健康に育てるために強い光を必要としますから、LEDライトで補うのがベストです。

今回は、植物育成用LEDライト11種類を比較する表を作成し、用途別におすすめを考えてみました。

※E26口金のソケットタイプの電球についてまとめました。

25種類を比較した2023年最新記事はこちら

この記事を書いているのはこんな人

 ・植物大好きな横浜在住の会社員

 ・2年以上、70鉢の植物の水やりや見た目の変化を記録中

 ・企業から依頼を受け観葉植物の記事を執筆

 良かったことだけでなく、悪かったこともブログで発信・蓄積することで植物に興味がある人の助けになればと思っています。

詳細はプロフィールをご覧ください。

それではよろしくお願いします。

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植物育成用LEDライトの数値の説明

植物育成用LEDライトの性能を比較しようとすると、聞きなじみのない数値がたくさんあり、くじけそうになりますよね。

私なりに分かりやすく解説したいと思います。

照度(lux)

照度は照らされた場所の明るさを表すものです。

光源からの距離が離れると照度は下がりますので、LEDライトの性能の比較をするときはライトからの距離も揃える必要があります。

照度計で簡単に確認できるので、照度をチェックしながらライトの取り付け位置を調整すると良いです。

色温度(K)

色温度は、ライトの色味を表す数値です。単位はK(ケルビン)。

明るさとは関係ありませんが、室内でLEDライトを使うなら気にしておいたほうが良いです。

3000Kくらいがオレンジぽい暖色で、4000Kくらいが白色、6000Kを超えてくると青みがかってくるようなイメージです。

複数のライトを使い分けるときは色温度をある程度揃えたほうが統一感が出ます。

PPFD(光量子束密度)(μmol/ m2・s)

植物の生長に必要な波長の光(青・赤)が、1秒間で1平方メートルに注がれる光の粒の数を表しています。

植物育成用LEDライトを選ぶ際は、照度よりもPPFDのほうが重要です。

ただ、計測機器は照度計ほどは安くないので、気軽に測定できないですね。。

ちなみに、太陽のPPFDは約2000なのだそうです。

演色評価指数

この数値が100に近いほど自然界の光(太陽)に近いことを表しています。

100に近いほど、植物の見栄えが良くなります。

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LEDライト11種類の性能と価格の比較

次は各種LEDライトの数値やその他の仕様、価格などを細かく比較してみたいと思います。

比較表

わかりやすいように表にしてみました。

(ちょっとWebデザインのスキルがなくて画像になってしまいますすみません)

セルの色分けは下記のようなイメージです。

  • 価格:安い(青)ー(白)ー高い(赤)※時価なので参考です
  • 質量:軽い(青)ー(白)ー重い(赤)
  • 消費電力:低い(青)ー(白)ー高い(赤)
  • PPFD:高い(青)ー(白)ー低い(赤)
  • 照射角度:広い(青)ー(白)ー狭い(赤)

こうしてみると、どのライトも良い部分もあれば良くない部分もあるように思います。

照射角度が狭いものは広い範囲をカバーできませんが、一点集中な分、照度やPPFDは高い印象です。

あとは消費電力が高いほど電気代が高くなってしまいますが、その分照度やPPFDが高いですね。

電気代

消費電力によって電気代はどのくらい変わってくるのでしょうか。

例えば20Wの場合、1日12時間使用したときの1ヶ月の電気代は、

消費電力(W) x 使用時間(h) x 使用日数 x 電気単価(円/kWh) ÷1000 となり、

20(W) x 12(h) x 30 x 27(円/kWh) ÷1000 = 194.4円 です。

消費電力が低い【AMATERAS 10W】では1ヶ月97.2円で、

消費電力が高い【Helios Green LED】(24W)では1ヶ月233.3円で136円高いです。

ライトをたくさん購入することを検討している方は、消費電力も気にしておいたほうが良いかもしれませんね。

電気単価は契約している会社によってやや異なりますが、少しだけ高めに27円/kWhとしました。

使用時間も家庭によって違うと思いますが、室内で日光の代わりに使うのであれば12時間くらい点けていたほうが良いです。

ちなみに、夜はライトを消していたほうが植物の生長には良いです。

多肉植物の多くがCAM型光合成をしており、夜に気孔を開いて光合成に必要な二酸化炭素を吸収しているからです。

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用途別 おすすめのLEDライト

先ほどの比較表から、用途別のおすすめのLEDライトをご紹介したいと思います。

一点集中の光でスポットライトのように育成

アガベのような強い光を当てて育成する植物には、HARU DESIGNさんの【GROW LIGHT GL-X 6K】がコスパも良くおすすめです。

もう少し値段が高くても良ければ、HARU DESIGNさんの【HASU38 spec9】が最もPPFDが高くおすすめです。

次におすすめしたいのはJPPさんの【Helios Green LED HG24】ですね。

これら3種類のライトはいずれもPPFDが1000を超えており、光の質は抜群です。ただし、照射角度・範囲は広くないので、使い方としては一鉢につきライト一つという感じが良い気がします。

シダ植物やモンステラ、カラテア、アグラオネマなどの強い光を必要としない種類は葉焼けしてしまうことがあるので要注意です。

すこし値段が高くても良いという方はBARRELさんの【AMATERAS】や【TSUKUYOMI】もおすすめです。

これらの製品は植物育成用LEDライトの先駆けで、販売開始時期が早いにも関わらず悪いレビューが少ないので品質が良いことがある程度保証されています。

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取り付け方としては、ダクトレールでズラリと設置するとすっきりした見た目になると思います。

さながら美術館。憧れますね~。

少ないライトで広範囲をカバー

植物育成用LEDライトは普通のライトと比べるとやはり高いですし、たくさん買うとなると電気代も気になってきます。

そんな方におすすめしたいのはMORSENさんの白色LEDライトです。

MORSEN LEDライトの良いところは120°という広い照射角度とコスパです。

照度やPPFDは一点集中のライトに劣りますが、強い光を必要としない植物には問題なく使えると思います。

もしくは、HARU DESIGNさんの【GROW LIGHT GL-X 6K】や、JPPさんの【Helios Green LED HG24】を広角レンズを取り付けて照射角度90°で使用するのもありかもしれません。

購入する際は広角レンズが別売りかどうか確認しましょう。

レンズが変わると照度やPPFDは下がることになるので、ご承知おきを。

SINJIAさんのLEDライトも照射角度が広く魅力的ですが、明るさなどのスペックが分からなかったので、なんとも言えません。

取り付け方はスタンドタイプがおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

室内での育成にライトはとても大切です。

この記事が、みなさんが納得してライトを選ぶ上で参考になると嬉しいです。

今回の記事は以上です。

次はLEDライトの取り付け方の記事やサーキュレーターについての記事はいかがでしょうか。

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