初心者がビカクシダ・ウィリンキーを板付けしてみたーこだわりの着生材蛇籠の入手方法と板付け手順を解説ー

観葉植物の世界

こんにちは、クロマルです。

前回の記事からだいぶ期間が空いてしまいましたが、相変わらずせっせと植物たちのお世話をしております。

近年、風変わりな見た目の珍奇植物(ビザールプランツ)が流行っていますが、

ビザールプランツの代表格として有名なのが

ビカクシダ(またの名をコウモリラン)

ではないでしょうか?

観葉植物というと床に置いて飾りがちですが、

シダ植物の一種であるビカクシダは、木の板などに着生させることで壁に掛けて飾ることも出来るので、インテリアの幅がグッと広がりますよ。

貯水葉(ちょすいよう)と胞子葉(ほうしよう)の2種類の葉を展開させながら生長する姿もとっても個性的でインパクト大です。

インスタなどで見ていても多くの人が魅了されているのが分かります。

私も欲しくなったので購入しちゃいました!

そして、着生材にもこだわり抜いてみました!!

それは、、蛇籠(じゃかご)です!!(?)

そこで今回は、初心者の私が蛇籠にビカクシダを板付けしてみましたので、

着生材に蛇籠を選んだ経緯と入手方法、板付け手順を紹介したいと思います。

この記事を書いているのはこんな人

 ・10ヶ月以上、40鉢の植物の水やりや見た目の変化を記録中

 ・メルカリマガジンにて初心者の方へ向けた観葉植物の記事を執筆

 ・本業は自動車部品メーカー総合職

 良かったことだけでなく、悪かったこともブログで発信・蓄積することで植物に興味がある人の助けになればと思っています。

詳細はプロフィールをご覧ください。

それではよろしくお願いします。

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ビカクシダの基礎知識

ビカクシダという植物をよく知らない人もいると思うので、簡単に基礎知識をご紹介します。

原産地は東南アジア、南米、アフリカ、アセアニアといった世界中の熱帯地域で、

樹木にくっつくように生えています。

水を貯めておくための貯水葉(ちょすいよう)と、光合成や胞子を付けるための(ほうしよう)の2種類の葉を展開させます。

この2種類の葉はどちらもリゾームと言われる生長点から生えてきます。

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ビカクシダ・ウィリンキーの特徴

それでは、私が今回購入したビカクシダ・ウィリンキーという品種の特徴について説明していきます。

こちらが私が購入したウィリンキーです。ヤフオクでポチりました。

貯水葉は茶色くなっていますが、元気な胞子葉が3枚展開していますね。

ウィリンキーは貯水葉が王冠のように上に広がり、胞子葉は垂れ下がるように育ちます。

大きく育てば存在感抜群になることでしょう。

ウィリンキーはインドネシアのジャワ島に生息している品種です。

オセアニア系統で乾燥や寒さにも比較的強い種類になります。

ウィリンキーは人気種のため、流通量は少ないです。

ヤフオク でしたらたまに出品されていますので、探してみてください。

胞子が出品されていることもあるので、生長した株が欲しい方は間違えないように注意です。

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着生材の種類と特徴

ビカクシダの育て方には大きく分けて3つあります。

  • 鉢植え
  • 苔玉
  • 板付け

です。

鉢植えや苔玉にも良いところはありますが、自生地らしく育てるなら板付け一択です!

板付けの場合は、着生させるための板や、板の代わりになるものが必要です。

これを着生材と言います。

着生材もいくつか種類があるので、それぞれの特徴を見ていきましょう。

木の板

メリットは比較的安価で入手しやすい事と、色んな形に加工したり、裏側に通気用の穴を開けたりできる事です。

デメリットは耐久性が低い事です。

ビカクシダの板付けは、基本的に着生材ごと水にジャブジャブつけることになりますので、ようやく根付いたところで割れたりするそうです。

コルク板

コルクというと、ワインを想像すると思いますが、

着生材としてのコルク板が、園芸用品店やネットで流通しています。

メリットは、かなり自生地に近い見た目になるところ。

あとは、普通の板よりも耐水性、通気性が高いところも良いです。

デメリットは、サイズや形が限定されてしまうところです。

好みの形を探すのがすこし大変かもしれないですね。

耐水性は高いですが、もろさという意味での耐久性はものに寄るのかなと思います。

ヘゴ板

ヘゴ板とは、ヘゴというシダ植物の気根を板状に加工したものです。

メリットは通気性が高く着生にぴったりなところです。

デメリットは隙間が非常に多いので耐久性が低いところです。

着生用 蛇籠(じゃかご)

蛇籠とは、鉄線や竹材で編んだ籠の中に砕石を詰めたもので、本来は河川の護岸などに使われます。

私はこだわりの強い性格なので、

木の板やコルク板じゃない、変わった着生材ないかなー

と、インスタなどを探し回っていたところ見つけたのが、着生用の蛇籠でした。

めちゃくちゃカッコよくないですか?

メリットは圧倒的なデザイン性と、高い耐久性・通気性です。

デメリットとしては、やはり木材と比べると重いところです。

蛇籠の入手方法

さて、ビカクシダの着生材として、蛇籠が欲しくなったそこのあなた(え?いない?)

入手方法についてご紹介します。

国内で蛇籠の販売をしているところを調べると IMAMA さんがヒットしました。

ただ、残念なことに蛇籠は売り切れ状態でした…。

IMAMAさんでは、他にもおしゃれな着生板やグッズがたくさん出品されているので、覗いてみてください。

諦めきれなかった私がたどり着いたのが THE TRIBUS STUDIO さんでした。

台湾の業者さんです。

インスタグラムのアカウントから、台湾のショッピングサイトへ飛ぶことはできたのですが、

これ海外からでも購入できるのかな??
買えたとしても輸送費高そう…

と、不安に感じた私は、インスタのDMで直接やり取りすることにしました。

レスポンスは早くて好印象でした。

住所や名前の情報はDM上に残しておきたくなくて、送った2日後くらいに削除しました。

価格は約1万円。

お金を振り込んでから発送連絡があるまでドキドキしましたが、大丈夫でした。

どうしても蛇籠がほしい方は参考にしてみてください。

しっかりとした梱包で届きました。

壁に掛けるためのフックと、板付けの際に使うと思われる4つの小さいフックが同封されていました。

板付けの手順

お待たせしました。ここからは板付けの手順を解説していきます。

用意するものは至ってシンプル

用意するものは下記です。

  • ビカクシダ
  • 板などの着生材
  • 水苔
  • 肥料 →なくてもいいです
  • テグス(釣り糸)
  • タッカー →なくてもいいです 

水苔は用土の役割です。ベラボンというヤシの実の繊維由来のものと組み合わせて植え付ける人もいらっしゃいますが、使っていない人もいるので、わざわざ買い足さなくていいと思います。

水苔でよくおすすめされているのはニュージーランド産です。

苔が長くてまとめやすいそうです。

ふらっと立ち寄ったお店には置いていなかったりするのでネットで買ってしまったほうがいいです。

私は「水苔なんてどれも一緒だろう」と思ってニュージーランド産ではないものを使ったのですが、めちゃくちゃ扱いにくかったです。

ニュージーランド産を使いましょう。

肥料はなくてもいいですが、私はマグァンプKを使いました。

テグスは、0.47mmの太さで十分使いやすかったです。

初めてだと何回も巻いたりやり直したりすることもあるので、最初から2個買っておいた方がいいです。

園芸用品店にはテグスは置いていないこともあります。

テグスのためだけに釣具店に行くのも面倒です。

ビカクシダを置いているショップにはテグスも置いておいてほしいなぁ…

(園芸ショップでテグス買う人なんてほとんどいないんじゃ)

前日に水苔を水で戻しておく

多すぎる水で戻すと苔の中の養分が水に溶け出てしまいます。

少量の水を、間隔をあけて複数回加えるようにすると良いでしょう。

熱湯で戻すという人もいらっしゃいますが、私はただの水で戻しました。

念のため殺菌しておきたい人は熱湯でもOKです。

ただし、熱湯を使うと苔の養分も抜けてしまうようなので、植え込みの際は肥料を入れたほうがいいでしょう。

着生材の上に水苔をセットしてなんとなく形を決める

私が購入したビカクシダはすでにそこそこ大きかったので、

大きな丸い形にしようと思います。

軽く盛ってみましたが、このくらいだと少ないです。テグスを巻くとペタンコになります。

テグスを巻き付けてもボリュームが残るくらい盛りました。

肥料を使う人はこのときに水苔の中に入れましょう。

一旦テグスを巻いて形を整える

はい、ここで一旦テグスを巻いてみます。

この蛇籠にはテグスを掛けるためのフックが付いていて、巻きやすかったです。

普通の板の場合は裏側をぐるりと通します。

フックの使い方についてもインスタのDMで聞いてみました。

やはり小さいほうのフックはテグスを通すためのものだそうです。

縦横4箇所(下の画像の★の位置)にフックを取り付けています。

赤線と緑線のように、縦方向と横方向にテンションをかけながらテグスを通していきます。

形を整えるように通るところを変えながら数回往復します。

巻き終えたら、フックの位置で結び目を作ります。

結ぶときは固結びを2回以上

せっかくきれいに張っていたテグスがほどけてしまうと悲惨です…。

こんな感じになりました。

苔が短いとテグスでまとめにくいので、巻く回数が増えると感じました。

木の板やコルク板への板付けの際はタッカーがあるとテグスの固定が楽です。

ビカクシダをセットしてテグスを巻いて完成

次はいよいよビカクシダをセットしてテグスで固定していきます。

貯水葉にテグスをかけてしまえば簡単に固定できます。

リゾーム(生長点)にテグスがかからないようにする事だけ注意してください。

葉の展開の邪魔になりますし、もし傷付いてしまったら致命傷になるみたいです。

完成しました。

テグスが目立つようにも思いますが貯水葉が新しく生えたら隠れるでしょう。

水やりは水苔が乾いてきたタイミング

水やりは、水苔が乾いてきたらホースで水をジャバジャバかけるようにしています。

胞子葉への葉水も定期的に行います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

初心者にとってはちょっとハードルが高そうに感じる板付けですが、

ちゃんと手順を踏めば誰でも出来ると思います。

注意点は2つだけ

  • テグスを結ぶときはしっかりと
  • リゾーム(生長点)を傷つけない

みなさんもトライしてみてくださいね!

今回の記事は以上です。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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