こんにちは、クロマルです。
観葉植物を室内で育てていて、調子が悪くなることがありませんか?
そんなときに多くの人は日当たりや水やり頻度が原因と考えがちです。
でもじつは風通しがとても重要なのです。
今回は、植物に風が必要な理由と、サーキュレーターやファンの使い方、電気代はどのくらいかかるのかについて解説しています。
KEYNICEのUSBファンという商品を購入して、約4ヶ月使用してみたのでそのレビューと絡めながら書いていきたいと思います。
・1年以上、50鉢の植物の水やりや見た目の変化を記録中
・企業から依頼を受け観葉植物の記事を執筆
・本業は自動車部品メーカー総合職
良かったことだけでなく、悪かったこともブログで発信・蓄積することで植物に興味がある人の助けになればと思っています。
詳細はプロフィールをご覧ください。
それではよろしくお願いします。
植物に風が必要な理由
なぜ植物を育てるのに風通しが必要なのか、理由をご説明します。
植物に新鮮な空気を供給
植物は私たちのように呼吸しています。
また、二酸化炭素を使って光合成をしたり、体内の水分を放出する蒸散という活動をしています。
風通しを良くし植物の周囲に常に新鮮な空気が供給されるようにすると、これらの活動が活発になり、植物の生長リズムが整います。
徒長の対策にもなりますよ。
葉や茎が強く太くなる
植物は自分で体を動かすことはできませんが、風を当てることで人間でいう筋トレのような効果が得られます。
葉が軽く揺れる程度に風を当てると、少しずつ植物の茎や葉が太く肉厚になります。
カビや菌、病気の防止
土や植物が湿ったまま乾きにくい環境は、カビの発生などのリスクがあります。
風通しを良くすることで、菌の繁殖を抑え、植物の健康を保つことができます。
ただし、風を強く当てすぎて過度に乾燥させると、植物の体内の水分が奪われるので逆効果です。
エアコンの風は非常に乾燥しているので植物に直接当たらないようにしましょう。
扇風機とサーキュレーターの違い
次に、扇風機とサーキュレーターの違いについてもご説明したいと思います。
扇風機もサーキュレーターも風を送るものですが、用途が違います。
扇風機は人に当てて涼をとるのが用途です。
そのため、ある程度広い範囲に風を送るように設計されています。
首振り機能やタイマー機能もほぼ確実に付いていますね。
一方、サーキュレーターは空気を循環させるのが用途になります。
つまり、風の流れを作るように、風を遠くまで送るように設計されています。
首振りやタイマーの機能が付いていないこともあります。
よくサーキュレーターのほうが植物の育成に向いている言われますが、使い方や商品の仕様によっては、扇風機として販売されているものでも問題ないと思います。
ちなみに、サーキュレーターの中では、ボルネードのサーキュレーターが園芸家の間でとても人気です。お値段が高いので私は我慢しています。。
KEYNICEのUSBファンの紹介
ここからは私が購入したKEYNICEのUSBファンの仕様について書いていきます。
見た目
けっこうスタイリッシュな見た目をしています。
大きさは高さ26cmで、ファンの部分は直径16cmくらいです。
写真は、本体がホワイトで羽の部分がグレーのタイプですが、他にもブラック、ホワイト、グリーンがあります。
クリップ式で色んなところに挟んで使用できます。そのまま床に置いても安定感があります。
一応フック穴もあるので、壁に掛けて使うこともできます。
仕様
ヘッドは手動で左右360゜回せて、下向き15゜~上向き40゜にも動かせます。
さらに左右50゜の自動首振り機能もあるので、当てたい角度で広範囲に風を当てることができます。
風の強さは弱風・中風・強風・リズム風に切り替えができます。フル充電の状態なら弱風で28時間稼働できます。
使ってみた感想
弱風だとかなり静かなので、日中生活している分には全然気になりません。
テレビやエアコンを消して、ようやく音に気付くくらいです。
気になるところとしては、クリップで真横に固定して使用していると、首振りのとき一定のスピードで首を振ってくれません。ファンの部分の自重で動いてしまいます。
サーキュレーターの使い方
風の強さは「弱」
植物の周りに新鮮な空気を送ってあげるには弱風で十分です。
当てる風が強すぎると、植物が乾燥し葉が傷んだり、株の水分が奪われる原因になります。
壁に風を当てて流れを作る
サーキュレーターの使い方としては、風を壁に当てるようにして部屋の中に空気の流れを作るのが良いとされています。
効率的に部屋全体に風を通すには、そのほうが理想的です。
我が家では、植物を一箇所に集めて、全体に風が当たるように首振りで使っています。
できれば24時間点けたままが良い
自然界には風のない環境はありませんから、サーキュレーターもできれば24時間、室内の風を動かすように点けっぱなしにしたほうが良いです。
電気代
24時間点けっぱなしだとすると、気になってくるのは電気代ですね。
電気代の計算は、消費電力(W) x 使用時間(h) x 使用日数 x 電気単価(円/kWh) ÷1000 となります。
この商品の消費電力は5Wなので、1ヶ月使用した場合は
5(W) x 24(h) x 30 x 27(円/kWh) ÷1000 = 97.2円 です。
電気単価は契約している会社によってやや異なりますが、少しだけ高めに27円/kWhとしました。
消費電力は、5Wとしか記載がありませんでしたが、弱風で使用した場合はもう少し安いかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
室内での植物の育成に風通しはとても重要です。
この記事を見て、みなさんが室内で植物を元気に育てられるようになると嬉しいです。
今回の記事は以上です。
次は植物育成用LEDライトについての記事はいかがでしょうか。
コメント