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ハオルチア・十二の巻が根腐れから復活ーやってみて気付いた根腐れ対応の反省点とポイントを紹介ー

観葉植物の世界

こんにちは、クロマルです。

家で育てている植物にはいつまでも元気な姿でいて欲しいですよね。

我が家のハオルチア・十二の巻はずっと不調だったので、確認したところ、

根腐れしていました。

そこで、私なりに調べて根腐れの対策をしておりました。

2021年10月末に対応をして、2022年6月頭まで、約7ヶ月経過かかりましたが、

なんとか復活しました。

かなり時間がかかったなと感じているので、この記事では根腐れ発覚から復活までに実施してきた事や周囲の環境、反省点について書いていきたいと思います。

根腐れに苦しめられている人にとって少しでも有益な記事になればと思います。

この記事を書いているのはこんな人

 ・10ヶ月以上、40鉢の植物の水やりや見た目の変化を記録中

 ・メルカリマガジンにて初心者の方へ向けた観葉植物の記事を執筆

 ・本業は自動車部品メーカー総合職

 良かったことだけでなく、悪かったこともブログで発信・蓄積することで植物に興味がある人の助けになればと思っています。

詳細はプロフィールをご覧ください。

それではよろしくお願いします。

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結果 子株3つが発根、親株はダメでした

最初に結果をお伝えしますと、根腐れ対応した親株1つと子株3つのうち、無事発根して生長を再開してくれたのは子株だけでした。

親株は変わらず衰弱していたので、潮時と感じ、バイバイしました。ごめんな…。

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反省から学ぶ 根腐れ対応のポイント

私の根腐れ対応を振り返ると反省点がいくつかありました。

その反省点は、裏を返せばポイントかなと思うので、シェアさせていただきます。

時期が悪かった 生育期の少し前がベスト

まず、根の処理を行う時期が悪かったと反省しました。

十二の巻に限らず、多くの植物は冬に休眠したり生長が緩慢になります。

私が根の処理を実施したのは10月末、秋も終わりに差し掛かる時期でした。

これから新しい根を生やして、元気に生長してほしいのに、時期が最悪ですね。

後先考えて行動すれば良かったです。

根の処理をするなら、生育期の前くらいがベストだと思います。

ちなみに、十二の巻の生育期は春と秋になります。

実際、十二の巻に変化が表れたのは4月末頃でした。

発根促進剤を使えば効果的

私の根腐れ対応は、健康でない根を処理して植え直すところで止まっていました。

私は、グラキリスなどの発根管理をした経験がありますが、

根腐れ対応も、結局は健康な根が生えるまでの発根管理重要なんだと思います。

発根管理といえば発根促進剤。

私はオキシベロンとルートンを愛用していますが、これらを使えばもっとスムーズに根を生やせたと思います。

オキシベロンは水で希釈して使います。

百均の注射器を使ってオキシベロンを5ml測り、水200mlに溶かします。

そして約24時間漬けておきます。

しっかり乾かしたら、綿棒を使いルートンを根の周りに全体的に塗布します。

あとは植えるだけ。

根がないのだから植える用土は少なくて良い

表面の土が乾いた時点で植物に接している部分の用土は乾いてしまっているので、

用土が多すぎたなと感じました。

むしろ最初の頃は水耕でもよかったかもしれません。

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育て方の振り返り

ここからは、新しい根が生えるまでの間、我が家では十二の巻をどのように育ててきたのかという振り返りをしていきたいと思います。

気温と水やり

このブログを始めてから気温と水やりのタイミングを記録してきたので、グラフ化してみました。

気温は気象庁のHPのデータになります。

緑の棒グラフが0になっているタイミングで水やりしている事になります。

冬の休眠期でも水やりしていますが、これはあまり意味がなかったように思います。

むしろ断水すべき時期でした。

4月に入り、気温も上がってきたので約1週間おきに水やりするようになりました。

用土の表面(植物が用土と接している部分)が乾いてきたタイミングで水やりしています。

3月19日頃に屋外からベランダへ移動させました。このとき、葉焼けしないように遮光しました。

3ヶ月経過 下葉が枯れてゆく

根の処理をしてから3ヶ月ほど経過した1月22日時点の写真がこちら。

株自体はまだ緑色ですが、水分が吸収できていない為、下のほうからどんどんしぼんで枯れていっていました。

めちゃくちゃ不安になりました。

5ヶ月経過 めちゃくちゃ衰弱

根の処理をしてから5ヶ月ほど経過した4月10日時点の写真がこちら。

めちゃくちゃ衰弱しています。とくに親株。

ずっと室内に置いていたからか、遮光していたとはいえ、ベランダに出したことで葉焼けして黒くなっています。

6ヶ月経過 子株動き始める

根の処理をしてから6ヶ月ほど経過した5月8日時点の写真がこちらです。

親株は衰弱していますが、子株はハリが出てきて、新しい葉が出てきています。

7ヶ月経過 新しい根を確認!

根の処理をしてから7ヶ月ほど経過した6月5日時点の写真がこちらです。

1ヶ月前と比べても生長していることがわかります。

根を確認したところ、子株たちは新しい根が生えてきていました。復活です。

しかし、残念ながら親株は根元が少し黒ずんでおり、回復の兆しが見えませんでした。

子株を植え直し、親株にはお別れを告げました。ごめんなさい。。

2年経過

一気に飛びますが根の処理をしてから約2年ほど経過した’24年3月の写真がこちらです。

生長遅いですが、そこそこ育ったのではないでしょうか。

テラコッタの鉢はやめて黒のプラスチックのラン鉢に植えてます。

もう根腐れは嫌なので用土に軽石を多めに混ぜて乾燥ぎみに管理しています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

観葉植物を育てる人ならほぼ必ず経験するであろう根腐れ。

もうダメだと諦めてしまうのは簡単ですが、救えるのであれば救ってあげたいです。

ポイント
・根の処理をするなら生育期の少し前
・発根促進剤を使う
・用土は少なめでOK

私の経験がみなさんの参考になれば幸いです。

今回の記事は以上です。読んでくださりありがとうございました。

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