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初心者がパキポディウム・グラキリスの発根管理に挑戦ー植えるまでの工程を紹介ー

観葉植物の世界

こんにちは、クロマルです。

突然ですが、珍奇植物(ビザールプランツ)という言葉を知っていますか?

読んで字の通りで珍しく奇妙な植物のことです。

もうすこし分かりやすく言うと、あまり流通していない、見た目や生え方が個性的な植物です。

多肉植物やシダ植物のような分類を指す言葉ではなく、ジャンルみたいなもので定義は曖昧です。

そのためビザールプランツと一言に言っても様々な種類があります。

ビザールプランツのなかでもいま最も人気が高いのがパキポディウム・グラキリスではないでしょうか。

しかし、人気がゆえに価格が高騰しており、軽い気持ちでは買えません。

そこで、今回は比較的安価なベアルート株(現地株)を購入し、発根管理に挑戦することにしました。

この記事では、パキポディウム・グラキリスの発根管理について植えるまでの工程を紹介しています。

ベアルート株の購入を検討されている方の参考になればうれしいです。

こんな人に読んで欲しい

 ・グラキリスのベアルート株の購入を考えている人

 ・ベアルート株の発根管理に興味がある人

 ・発根管理の具体的な方法を知りたい人

それでは、いってみましょう。

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なぜ発根管理が必要?

そもそも発根管理が聞き慣れない方もいると思います。

ベアルート株と呼ばれる現地の株は、輸送される際に根を切り落とします。

そのままの状態で植えても根が生長しない場合や生長不良となる場合があります。最悪枯れてしまいます。

そのため、なるべく発根の確率を上げるために根の部分を処理して、管理する必要があります。

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購入方法

ネットでベアルート株を選びました。

私の場合は楽天で購入しましたが、最近は扱っていないようなのでヤフオク、メルカリとかがいいと思います。

株本体の幅が11センチメートルほどの大きさで、2万円弱で購入できました。

これでも安い方なんです。末恐ろしいですね。

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ベアルート株の状態チェック

それでは、株をチェックしましょう。

チェックする項目としては下記の3つです。

  • 主根が長く残っているか
  • 重みがあるか
  • 硬いか

主根が長く残っているか

主根の長さはネットの販売ページでも確認できます。

後に記載していますが、万が一発根がうまくいかなくても、再びきれいな断面が出るまで主根をカットすることでリセットできるそうです。

重みがあるか

水分を多く含み健康な株は持ったとき重みがあります。

逆に水分が抜けていると軽いです。

硬いか

水分を多く含み健康な株は硬いです。

水分を多く含み健康な株ほど発根するエネルギーがあるので、発根する確率が高いです。

今回購入した株は重みも硬さもあり、良い株みたいですね。

発根の処理の手順

では、いよいよ処理していきます。

手順は下記です。

  1. きれいな断面が出るまで主根をカット
  2. 発根促進剤(オキシベロン)の溶液に一晩漬ける
  3. 株の根付近に発根促進剤(ルートン)を塗布
  4. 植える
  5. 株を固定する
  6. 水やりをする

きれいな断面が出るまで主根をカット

主根をカッターでカットします。

殺菌のために刃を火であぶる人も居ますが私はそのまま。

火であぶった人は刃が冷めるのをちゃんと待ちましょう。

きれいな断面ですね。水が滲み出てきます。

発根促進剤(オキシベロン)の溶液に一晩漬ける

つぎに百均の注射器を使って発根促進剤のオキシベロンを5ml測り、水200mlに溶かします。

そして約24時間漬けておきます。

漬けた後はしっかり乾かしましょう。

株の根付近に発根促進剤(ルートン)を塗布

24時間漬けたベアルート株を取り出し、ある程度乾いたら発根促進剤のルートンを塗布します。

根の周りに全体的に塗布します。

写真は厚塗りな状態なので、しっかり乾いたらティッシュ等で軽く撫でるように余分なルートンを落とします。

乾かすためにもう一晩放置してもいいかもしれません。

植える

鉢内の温度が高いほど、発根しやすいようなので、黒いプラスチック鉢を選びました。

水やりしても根からたくさん水分を吸収できないので、鉢内が乾きにくいです。土は少なめがいいでしょう。

土はプロトリーフさんの室内用観葉植物・多肉植物用の土にしました。

今回は、BACHIさんの3Dプリンターで製造された鉢を使ってみます。

メッシュ構造になっているので通気性は抜群です。

株を固定する

根を張っていないので、株がぐらついてしまわないように麻紐で固定します。

水やりをする

たっぷり水をあげます。その後は乾いたら水やりを繰り返します。

その他ポイント

その他のポイントですが、葉が生えている場合は、そこから水分が抜けてしまうので切り落としたほうがいいです。

また、株の体力が奪われてしまうため、直射日光には当てないほうがいいです。

我が家では遮光ネットを張ったベランダに置いて様子を見ようと思います。

管理する環境としては鉢内を30℃以上にする事が理想的みたいなので、もう秋という事で発根するか心配です…

1ヶ月後に状態を確認して発根の兆しが見られなければ対処法を考えます!

中途半端な内容ですみませんが、続報をお待ちください。

今回の記事は以上です。読んでくださりありがとうございました。



続きの記事投稿しました。ぜひご覧ください。

アガベ・雷神(ポタトルム)の発根管理も行い、発根できました!

こちらもご覧いただけると嬉しいです。

おまけ グラキリスの挿し木?

ここで、おまけとしてペトペンチアさんの記事を紹介させていただきます。

ご夫婦でハンドメイドの商品を販売されたりしているブロガーさんです。

なんと、グラキリスの枝を剪定し、挿し木に挑戦しております…!

はたして、どうなるのか私も気になります。

実験継続中みたいですので、こちらもあわせてご覧になってみてください。

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