こんにちは、クロマルです。
少しずつですが温かい日も増えてきましたね。
春は新生活を迎える人が多くいらっしゃると思います。引っ越しシーズンです。
私も最近新居へ引っ越しました。
引っ越しまでの間、私の頭の中はある悩みでいっぱいでした。
「観葉植物たちをどうやって連れて行こう…」
結論から言うと、自分ですべて簡易的に梱包・運搬して、全種類傷つけずに引っ越せました。
そこで今回は、私がやった簡単で最低限の梱包方法を写真付きでご紹介したいと思います。
これから観葉植物を連れて引っ越しを予定されている人にとって、参考になれば嬉しいです。
・自分で観葉植物を引っ越しさせたい人 ・引っ越し業者に任せられない人 ・観葉植物を最低限傷つけない梱包方法を知りたい
・半年以上、植物の水やりや見た目の変化を記録中 ・本業は自動車部品メーカー総合職 良かったことだけでなく、悪かったこともブログで発信・蓄積することで植物に興味がある人の助けになればと思っています。
詳細はプロフィールをご覧ください。
それではよろしくお願いします。
引っ越した植物の種類とサイズ
3号鉢サイズ・・・9
- アストロフィツム・鸞鳳玉
- クラッスラ・稚児姿
- コリファンタ・象牙丸
- ハオルシア・十二の巻
- パロディア・ブイニンギー
- ピレア・グラウカ
- フォーカリア・荒波
- ペレキフォラ・精巧丸
- ユーフォルビア・縞ホリダ
私の場合小ぶりなサイズが多めです。
中でもサボテンやユーフォルビアといったトゲがある種類が多いです。
4号鉢サイズ・・・8
- アガベ・チタノタ姫巌竜
- アガベ・雷神
- ディッキア
- ネフロレピス・ツデー
- パキポディウム・グラキリス
- フィロデンドロン・セローム
- ペペロミア・グラベラ
- ユーフォルビア・貴青玉
5号鉢サイズ・・・2
- センペルビウム・グラナダ
- パキフィツム・京美人
京美人は葉が鉢はみ出していて、何かにぶつかると葉が取れてしまうのでかなり繊細です。
6号鉢サイズ・・・1
- アスプレニウム・コブラ
葉が横に広がっているので梱包しにくいです。
葉自体は頑丈なのでそこは引っ越し向きでした。
7号鉢サイズ・・・3
- ガジュマル
- トックリラン
- フィカス・バーガンディ
どれもそこまでデリケートな種類ではないので運びやすいです。
ただ、このサイズになってくると重いです。
その他・・・2
- チランジア・キセログラフィカ(エアプランツ)
- 苔テラリウム
エアプランツは引っ越ししやすくて良いなと感じました!
苔テラリウムも比較的引っ越ししやすいです。
上下逆転しない限りは食器のような梱包で大丈夫だと思います。
引っ越し業者に任せられないのか
そもそも、業者に頼んではいけないのでしょうか。
引っ越し業者さんのHPを見ると、前もって伝えておけば、なるべく慎重に扱ってくれるところもあるようです。
ただ枝が折れたり、葉が落ちても引っ越し業者が責任を負う事はありません。
なので、業者が私たちのために植物を厳重に丁寧に梱包してくれるという事はありません。
自分で梱包して、運搬したほうが良いと思います。
引っ越し前の準備
引っ越す前に植物たちの準備をしましょう。
水やりは一旦ストップ
鉢の中の土が濡れて水分を含んでいると、単純に重いので運搬が大変になります。
また、これから紹介する梱包方法では紙を使用するので、土が濡れていると作業しにくいです。
引っ越しの直前で土が乾くように水やりのタイミングを調整しましょう。
枯れ葉を処理
植物たちの梱包を解いていくときに、枯れ葉が砕けて床に落ちるかもしれません。
せっかくの新居が汚れてしまわないように、引っ越しの準備のときに枯れ葉は取ってしまっていたほうが良いでしょう。
車での引っ越しが対象
今回私が紹介する梱包方法は車での引っ越しが対象となります。
私の場合は、コンパクトカー・2人で一度に引っ越せました。
高速道路使を使っても大丈夫だと思います。
梱包方法の紹介
簡単で最低限の梱包とは
時間もなかったのでとにかく手早く少ないアイテム数でできる梱包を意識しました。
他のブログ記事や動画では上下逆さまにしてもOKな厳重な梱包方法を紹介していますが、
「そこまで厳重にやらなくてもいいから手早く済ませたい」という人向けです。
なので、私の梱包方法だとある程度は慎重に運ぶ必要がありますし、逆さまにすれば当然土がこぼれます。
ご承知おきください。
使用したアイテム
使用したアイテムは下記です。
- 段ボール(近所で入手)
- 緩衝シート(引っ越し業者支給)
- ガムテープ(引っ越し業者支給)
- キッチンペーパー
- トイレットペーパー
- 竹串
- カッター
段ボールはある程度形にこだわったほうが良いかもしれません。
とくに広くて浅い形状はあったほうがいいと思います。
あと、ガムテープは粘着力が高くてきれいに剝がせるほうが良いです。
養生テープなんかがおすすめです。
土がこぼれないように紙を詰める
乾いた土は運搬中にこぼれてしまいやすいので、紙で蓋をします。
おすすめはキッチンペーパーかトイレットペーパーです。
大きめの鉢でざっくり土を覆いたいときはキッチンペーパー、
小さめの鉢や細かい隙間の土を覆いたいときはトイレットペーパーが良いです。
竹串を使うと隙間にきれいに紙を詰めることができます。
鉢と受け皿は、そのままだと運搬中の上下の振動で割れる可能性があるので、ガムテープで固定しました。
梱包①段ボールを仕切る
この方法は3~4号鉢サイズに合っていると思います。
順を追って説明していきますね。
浅めの段ボールをカットする
浅くて広めの段ボールの上の部分をカッターでカットします。
段ボールの調達は業務用スーパーがおすすめです。
植物の配置を決める
一度段ボールの中に並べてみて配置を決めます。
1つの段ボールに6つが丁度良さそうです。
仕切りを作る
切り取った上の部分に、半分のところまで写真のように切り込みを入れます。
一回だけ切り込みを入れるのではなく、5ミリ程度の隙間が出来るようにカットしましょう。
二つの切り込みが入った段ボールをクロスするように組み合わせると、仕切りができます。
この仕切りで6分割にしました。
そこに植物たちを置き、隙間に緩衝材を詰めれば完了です。
梱包②段ボールの中にくぼみを作る
次に紹介するのがくぼみを作る方法です。
この方法は特に植物が鉢から大きくはみ出しているものに向いています。
高さの違う段ボールを中に入れる
高さの違う段ボールを写真のように入れます。
この中に入れる段ボールの高さは、植物の鉢の真ん中くらいの高さが良いです。
植物の配置を決める
一度段ボールの中に並べてみて配置を決めます。
切り込みを入れる
写真のようにカッターで切り込みを入れていきます。
このとき、切り込みの幅は鉢の幅より若干広めにします。
切り込みを入れたところを凹ませる
切り込みを入れたところを凹ませるとくぼみができます。
下の写真は失敗です。
鉢の高さとくぼみの深さが合ってませんね。。
まぁ、そんな感じで少しでもくぼみに鉢がはまっていれば、ずれにくいです。
実際この状態でも倒れたりせず大丈夫でした。
大きいのはそのまま!
7号鉢サイズは頑丈な種類だったので、緩衝シートだけ巻き付けてそのまま車に乗せちゃいました。
後部座席にピッタリ置けました。
梱包方法と言っておきながらすみません。。
まとめ
いかがだったでしょうか。
土がこぼれないように紙を詰めて、段ボール工作するだけである程度は大丈夫です。
参考にしていただけると嬉しいです。
今回の記事は以上です。最後まで読んでくださりありがとうございました。
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