みなさんアガベ好きですか?
アガベという植物はリュウゼツラン科の多肉植物で、昔はさほど人気もなかったみたいです。
近年ではビザールプランツ(珍奇植物)ブームでアガベの沼にはまる人が急増していますね。
私もその一人です。
人気なだけあって価格が高騰しており、小さめな株でも1万円以上だったりします。
子株(カキコと言ったりします)でも数千円から。
せっかくならより良い見た目で育てたいので、日当たりや水やりに気を配る日々です。
鉢にもこだわりたいなと思い始めていた矢先、たまたま作家さんの鉢が販売されているところに遭遇したので、思い切って購入しました。
今回は我が家のアガベ・チタノタ姫巌竜を植え替えながらレビューしていきたいと思います。
・10ヶ月以上、40鉢の植物の水やりや見た目の変化を記録中
・メルカリマガジンにて初心者の方へ向けた観葉植物の記事を執筆
・本業は自動車部品メーカー総合職
良かったことだけでなく、悪かったこともブログで発信・蓄積することで植物に興味がある人の助けになればと思っています。
詳細はプロフィールをご覧ください。
それではよろしくお願いします。
作家鉢って何
まず作家鉢と言うワードを聞いたことがない人のためにご説明します。
作家鉢とは、陶芸家さんが植物を育てやすいように、カッコよく飾れるように制作した鉢の事です。
「作家さんが作った鉢」だから「作家鉢」ですね。
作家鉢は大量生産できませんし、非常に高品質という事もあり、高価です。
お金があったとしても、流通量が少ないのでアマゾンなどで気軽に入手することも難しいです。
その見た目の芸術性から、買えるタイミングで先に鉢を買っておいて、「この鉢に合う植物を買わないと」というパターンの人もいるそうです。
保田修作さんってどんな人
私が今回購入したのは保田修作さんの作られた鉢です。
保田(やすだ)さんは、大阪芸術短期大学を卒業されて大阪で活動中の作家さんらしいです。
様々な土や釉薬の組み合わせによって、個性豊かな作品がたくさんあります。
そんな方の鉢をゲット出来て嬉しく思います。
鉢の見た目
それでは、今回ゲットした鉢を見ていきます。
めちゃくちゃカッコイイ
作家鉢の良さは9割くらい見た目だと思います。
マジでカッコイイな…。
保田さんの鉢には黒っぽい物が多いみたいで、この色は珍しいそうです。
上部の直径が約10cm、細くなっている真ん中の直径が約8cmでした。
底穴が大きい
この鉢の特徴が底穴が大きいことです。
多くの作家鉢は底穴が大きく作られているらしく、水はけが良い環境が適しているアガベや塊根植物に合わせて作っているようです。
もちろん、全ての作家鉢の底穴が大きく作られているわけではないと思うので、確認が必要ですね。
植え替えてみた
実際に植え替えてみようと思います。
今回植え替えるのは、冒頭でも言いましたがアガベ・チタノタ姫巌竜です。
円筒型のシンプルな陶器鉢に植えていました。
まず、植物を鉢から抜いて土を取ります。そこまで根が伸びていませんでした。
作家鉢のほうが一回り小さいので根を整理しました。
鉢底ネットを丸くカットして、底に敷きます。
最初は大きめにカットして、少しずつカットしながら底にはまるか確認したほうがいいでしょう。
次に軽石を敷きます。
次に用土と肥料(マグァンプK)、防虫成分(オルトラン)を入れていきます。
底穴から土がこぼれる感じはありませんでした。意外と鉢底ネットって丈夫ですね。
株をセットしたら隙間からさらに土を入れていきます。
土入れがあるととっても楽です。
用土は鉢の高さギリギリまでは入れず、表面に富士砂を敷きます。
これで雰囲気がグッと締まります。
最後に念入りに水やりして細かい土を取り除いて、完成です。
もっときれいでカッコイイ株を育てている人がたくさんいらっしゃる中、大変恐縮ですが、
カッコイイ~。
作家さんありがとうございます。
作家鉢を入手する方法
ここまで読んで作家鉢が欲しくなってきた人も居ると思います。
作家鉢を入手する方法は店頭での購入とネットでの購入になります。
どちらもインスタグラムを活用したほうが良いと思います。
Baseなどのサイトで鉢をネット販売しているアカウントがいくつかあります。
KiMihiRo. さんが取り扱っている作家さんが多い印象です。
また、保田修作さんのように作家さんご自身が販売している場合ももちろんあります。
ストーリーなどの投稿で、新商品の販売開始タイミングを確認しておけばネット購入が可能です。
&ANTIDOTE さんとmana’s green さんなどは、実店舗にて作家鉢を販売しているようです。
直接見て触って作家鉢の購入を検討できるのは良いですね。
常に販売しているかはわからないので、やはりインスタグラムの投稿を確認することをおすすめします。
興味が湧いた人はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
作家鉢は少しお高いですし、あまり流通していないのでとっつきにくいと感じるかもしれませんが、本当に素晴らしい鉢なので検討してみてほしいです。
今回の記事は以上です。
他にも鉢の特徴やブランドにご興味がありましたら、こちらの記事はいかがでしょうか。
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