こんにちは、クロマルです。
観葉植物を育てるようになって初めて聞く言葉ってありますよね。
私もいまでも知らない言葉に出くわします。
この記事では、観葉植物に関連した用語について簡潔に説明しています。この記事を読むことで観葉植物への理解を深められ、ある程度こなれ感を身に付けることができます。
各見出しでよく使うと思う順に記載しています。
それでは、いってみましょう。
購入する際によく見る用語
観葉植物
観賞用に育てる植物全体を指します。
多肉植物
葉や茎、根に水分を貯蔵できる植物です。
サボテン
棘座(しざ)を持つ多肉植物の事を指します。棘があっても、棘座がなければそれはサボテンではありません。
塊根植物(コーデックス)
主にアフリカ原産で幹や茎に水分を貯める多肉植物のことをさします。
シダ植物
種ではなく胞子で繁殖する植物です。日当たりをそこまで必要とせず、多湿を好む傾向があります。
綴化(てっか)
多肉植物では生長点が通常”点”なのですが、生長点が”線”になっている奇形のことを指します。
その為、通常のものと比べて同じ種類に見えないような、とてもユニークな姿になります。
例えば、サボテンは生長点付近に花を咲かせますが、綴化したサボテンは”線”になった生長点からズラーッと花を咲かせます。
価格が高くなることが多いです。
斑入り(ふいり)
本来1色の葉の植物が、2色以上が混ざった葉になっている事。突然変異や人工的に作られます。
価格が高くなることが多いです。
実生(みしょう)
種から育てた植物の事です。購入時に実生という記載があれば、国内で種から育てたという意味です。
現地球(げんちきゅう)、現地株(げんちかぶ)
輸入された株の事を指します。
抜き苗
輸入して鉢にも植えられていない状態です。
ベアルート
抜き苗と同じ意味ですが、アガベなどではベアルートと言う事が多いです。
トラブルに関する用語
徒長(とちょう)
枝や葉が部分的に伸びてしまう事。順調な育ち方ではないので、不格好になる事が多いです。
日当たりや水分不足、水分過多などが原因です。
根腐れ(ねぐされ)
根が腐ってしまう事です。放置しておくと植物全体が傷んで枯れてしまいます。
水分過多が原因です。
根詰まり
鉢の中が根でいっぱいになっている状態の事です。根が十分に養分を吸収できず、不調になります。
葉焼け(日焼け)
日光によって葉が茶色く傷んでしまう事です。葉焼けする場合は、あまり強い日差しが当たらないように遮光が必要です。
肥料焼け
肥料の成分によって植物が傷んでしまう事です。肥料の量、成分が強すぎる事が原因です。
また、休眠期に与えることもよくありません。
育て方、増やし方に関する用語
葉水(はみず)
葉を霧吹きなどで濡らす事です。湿度を保つ効果や害虫予防の効果があります。
腰水
水を張った容器に鉢ごと浸す水やり方法です。土の表面が荒れないので、根を十分に張っていない植物に向いています。
子株
植物の根元や葉先、ランナーの先などにできる子どもの事です。子どもと言っても一つの個体からできるのでDNAは同じです。
切り戻し
生長し過ぎた植物の枝や葉を切る事です。
剪定
形を整えるために植物の枝や葉を切る事です。
葉挿し
植物の増やし方の一つです。葉を取ると葉の付け根から根が出て生長し、増やすことができます。
挿し木
植物の増やし方の一つです。切り落とした枝の付け根から根が出て生長し、増やすことができます。
元肥(もとごえ・もとひ)
植え替えのタイミングなどに一緒に加える肥料の事です。緩効性のものが向いています。
追肥(ついひ)
植物の生長の途中に加える肥料の事です。生長期により生長を促すために加えるので、速効性のものが向いています。
マルチング
鉢の土が直接見えないようにする事です。ウッドチップや化粧石、ココヤシファイバーなどの商品があります。
植物の生長の過程で見られる用語
気根
幹や茎の途中から空気中に伸びる根の事です。気根が伸び土に根を張ると、太くなりそのまま植物を支える支柱になることもあります。
幹上がり・幹立ち
生長していく過程で古い葉があった部分が下に残り、上方向に伸びていくことです。
例えばフィロデンドロン属の植物は、古い葉が取れた跡が目のような模様になりとてもユニークな姿になります。
木質化
多肉植物が生長していく過程で、幹が茶色く硬く木のようになる事です。
ランナー
センペルビウム属の多肉植物が子株を付けるときに伸ばす細い茎のようなものです。
その他植物に関する用語
棘座(しざ)
サボテンのトゲの付け根にある白い綿のような部分です。
ブルーム(果糖)
多肉植物に多く見られる表面の白い粉。日差しから葉を守ったり、水分の蒸発を抑える役割があります。
トリコーム
エアプランツなどによく見られる葉の表面を覆う細かい白っぽい毛のようなもの。日差しから葉を守ったり、水分の蒸発を抑える役割があります。
今回の記事は以上です。 すこしでも観葉植物への理解や興味を深めていただけると嬉しいです。
読んでくださりありがとうございました。
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