春から秋にかけて生長する植物は多いですよね。
屋外は室内よりも日当たりも風通しも良いので、ベランダに鉢を並べて育てる人もたくさんいるはず。
私もその一人です。
ただ、ずっと気になっていた事があるんです。
それは室外機から出る風。
今回は、室外機から出る風の向きを変えることが出来るルーバーという商品のレビューになります。
取り付け方についても紹介していますので参考にしていただければ嬉しいです。
・1年以上、50鉢の植物の水やりや見た目の変化を記録中
・メルカリマガジンにて初心者の方へ向けた観葉植物の記事を執筆
・本業は自動車部品メーカー総合職
良かったことだけでなく、悪かったこともブログで発信・蓄積することで植物に興味がある人の助けになればと思っています。
詳細はプロフィールをご覧ください。
それではよろしくお願いします。
ルーバーって何?
ルーバーとは英語で”Louver”と書き、羽板状のパーツが平行に複数並んでいるものを指します。
つまり、室外機ルーバーとは羽板で室外機から出る風の向きを変えてくれるものです。
風向調整板とも言います。
ルーバーを使用するメリットは風の向きを変える事だけじゃありません。
室外機の風の吹き出し口から壁までのスペースが狭いと、熱がこもりエアコンの効率が下がってしまいますが、ルーバーを使うことで効率良く温度調整できるようになります。
似た商品で室外機カバーというものがありますが、これはルーバーとは全然違います。
室外機カバーは室外機全体を覆うので、室外機から出る風の向きを変えたり、風の出口を塞ぐことは出来ますが、室外機の周りに熱がこもりやすくなるのでエアコンの効率が下がります。
エアコンの効率が下がると余計な電力を消費することになり電気代が高くなります。
室外機の側で植物を育てるならルーバー必須
屋外で植物を育てているそこのあなた
室外機からの風がバシバシ植物に当たっていませんか?
夏場は熱風、冬場は冷風が強く当たり続けるのは植物にとって大きなストレスです。
私は植物に室外機の風を当ててしまっていました!
ダメじゃん!笑
我が家の室外機の吹き出し口はベランダに対し横を向いており、室外機からの風がベランダ全体に当たる状態でした。
ルーバーを取り付けたことで風が上に行くようになり、ベランダにいても風が気にならなくなりました。
他にも、お隣の植物やペットの小屋に自宅の室外機の風が当たってしまっている場合は、ルーバーを取り付けておいたほうが良いかもしれません。
取り付け方
写真付きで取り付ける流れを紹介していきます。
私が購入したのはダイキンの純正のルーバーです。
純正と言っても、これ一つで複数の型式に対応しており、取り付け方も型式によって異なります。
室外機のカバーを外す
まず、元から付いている室外機のカバーを外します。
作業をするときは必ずエアコンのスイッチを切っておきましょう。
室外機は細かい埃などでけっこう汚れているので、作業前に雑巾で軽く拭いておくといいかも。
四隅がネジで止まっているのでドライバーで外していきます。
すんなり外れます。
緩衝材を貼る
画像のように緩衝材を貼ります。
作業しているときは、なんで貼るのかよくわかりませんでしたが、室外機カバーとルーバーが接する位置なので、振動音の防止のためかなと思います。
緩衝材を貼ったら外していたカバーを取り付けます。
輪っかを接着
我が家の室外機の場合は、ルーバーのネジ穴を伸ばす必要があり、付属の輪っかを接着する工程がありました。
型式によってはやらなくていい場合もあります。
接着があまいと、いざ室外機に取り付けようとしたときに、ぶつかった拍子に輪っか取れてしまいます。
非常に面倒なのでしっかり接着材で固定しましょう。
けっこう小さいパーツなのでピンセットがあるといいかも。
ピンセットは植物の下葉を取るときとかにも使えるので、あると便利です。
四隅をネジで止める
さいごにルーバーを取り付け、四隅を付属のネジで止めます。
我が家の室外機の型式の場合は、よく見るとルーバー用のネジ穴がありました。
けっこうネジを締めるのに力が要りました。
力に自信のない方は電動ドライバーがあるといいかもです。
そんなこんなで取り付け完了です。
所要時間は30分くらいでした。(輪っかを接着する工程で何回かやり直しました。)
ご自宅のエアコンに対応したものを
ここまで我が家の取り付け手順をご紹介しましたが、
それぞれのご自宅のエアコンの型式に合ったルーバーを購入するようにしましょう。
“エアコンのメーカー名 室外機 ルーバー”などで検索するとある程度対応したものが出てきます。
念の為、対応している型式番号を確認することをおすすめします。
純正でないものを購入する場合は寸法をしっかり確認しましょう。
使ってみた感想
実際に取り付けてみると風は斜め45°上方向に流れるようになり、真正面でもほとんど風が来なくなりました。
室外機の風で常に揺れていた植物たちも揺れなくなって良かったです。
あと、今までは植え替えなどベランダで作業するときに、室外機から出る熱風が当たり汗だくになっていたのですが、それもなくなりました。
植物ファーストで購入したけど、人間にもメリットありました!笑
まとめ
いかがだったでしょうか。
今のところルーバーを使用していてデメリットは感じてません。
屋外で植物を育てる人には本当におすすめですよ。
今回の記事は以上です。ありがとうございました。
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